□建物はとても古いが自分の借地権は売れる? |
|
借地権は個別性が非常に強く、契約内容の記載事項に加え、契約締結後の経緯も重要です。昔からの借地契約では、契約開始の経緯すら不明のものもあります。できるだけ多くの情報を集め、整理しておくことが重要です。 |
|
□地主様が土地を返してくれと言っているが、自分(借地人様)は売りたい。売るにはどうしたらよいのか |
|
借地権の担保としての適格性は低く、多くの金融機関は借地権付建物への住宅担保融資を行っていません。それゆえ、やや需要者が限定されるため、借地権付建物の市場性は土地が所有権の場合と比較してやや劣り、早急な売却に適さないことは否定できません。 |
□借地人様が増改築を申し入れてきたが、どう対処すればよいのか? □借地人様が売却を申し入れてきたが、どう対処すればよいのか? □近く更新予定であるが、更新料を請求したい。可能だろうか? □木造から鉄筋コンコリート造の建物に建て替えたいのだが? |
|
底地も個別性が強く、契約内容の記載事項に加え、契約締結後の経緯も重要です。承諾料等においては、その土地の所有権としての価値の把握が最も重要です。借地非訴事件では不動産鑑定士が入っている鑑定委員会でその価値の把握を行っています。 |
|
□底地を相続により取得することになった。どうすればよいのかまったくわからない。 |
|
底地の担保としての適格性は低く、借地権同様に多くの金融機関は借地権が設定された土地への担保融資を行っていません。それゆえ、需要者は限定されるため、底地の市場性は土地が所有権の場合と比較して大幅に劣り、早急な売却に適さないことは否定できません。 |